京都大学 植物病理学研究室
Laboratory of Plant Pathology, Kyoto University

ハイライト

当研究室においてポスドクをされていました井上喜博博士(現在、京都大学農学研究科植物遺伝学研究室助教)を第一著者とする論文が、2023年3月24日付けで New Phytologist誌に掲載されました。

 

当研究室においてポスドクをされていました井上喜博博士(現在、京都大学農学研究科植物遺伝学研究室助教)を第一著者とする論文が、2023年3月24日付けで New Phytologist誌に掲載されました。

多くの植物病原菌の宿主特異性の成立には、「エフェクター」と総称される分泌タンパク質群が重要な役割を果たしていると推定されていますが、具体的な知見はほとんどありませんでした。本論文では、植物病原菌(ウリ類炭疽病菌)の宿主特異性成立において重要な役割を果たす4つのエフェクター(EPC1〜EPC4)の発見を報告しています。

当研究室においても研究を実施されている加藤大明特定研究員(栽培植物起原学分野)を第一著者とする論文が、2022年5月20日付けで サイエンス誌に掲載されました。

当研究室においても研究を実施されている加藤大明特定研究員(栽培植物起原学分野)を第一著者とする論文が、2022年5月20日付けで サイエンス誌に掲載されました。

本論文においては、ジャガイモ疫病菌のもつスフィンゴ脂質を認識して抵抗性を誘導する植物の受容体を初めて明らかにしています。

当研究室の高野義孝教授が、2022年度日本植物病理学会学会賞を受賞しました。

  

当研究室の高野義孝教授が、2022年度日本植物病理学会学会賞を受賞しました。

研究業績課題名は、「炭疽病菌と植物の相互作用に関する分子遺伝学的研究」です

当研究室の峯彰准教授が、2021年度(第20回)日本農学進歩賞を受賞しました

当研究室の峯彰准教授が、2021年度(第20回)日本農学進歩賞を受賞しました。

研究業績課題名は、「病原細菌に対する植物免疫シグナリングネットワークの動態研究」です。

当研究室の元博士研究員の入枝泰樹先生(信州大助教)を第一著者とする論文が、 2021年5月20日付でNature Communicationsに掲載されました。

 

当研究室の元博士研究員の入枝泰樹先生(信州大助教)を第一著者とする論文が、 2021年5月20日付でNature Communicationsに掲載されました。

Irieda H, Takano Y. Epidermal chloroplasts are defense-related motile organelles equipped with plant immune components. (2021) Nature Communications, 12:2739

本論文は、植物の表皮に存在する機能未知の小さな葉緑体が、病原糸状菌の攻撃に対して細胞内をダイナミックに表層側へと移動し、防御応答に関与することを報告しています。

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研究室所在地
〒606-8502
京都市左京区北白川追分町
京都大学大学院 農学研究科
応用生物科学専攻 植物病理学分野
研究室 : 農学・生命科学研究棟2F西側
TEL : 075-753-6131
FAX : 075-753-6133